【Tシャツが乾くまで】最終回ネタバレ考察・最後の「おかえり」は充じゃない?

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TBS金曜ドラマ【Tシャツが乾くまで】最終回のラストシーンについて考察を紹介しています。

咲子の結婚歴から見るラストシーン

『Tシャツが乾くまで』の最終回を見て、ラストシーンがどうしても気になってしまう。

最後、咲子が「おかえり」と迎えた相手は、充だったのだろうか。

もちろん、そう考えるのが自然なのかもしれない。

でも私は、どうしても別の可能性を考えてしまう。

あれ、新しい男なんじゃないの?

だって、咲子は5度も結婚している

咲子について忘れてはいけないのが、4度の離婚歴だ。(充を入れると5度)

充は5人目の夫。

これ、かなりすごい。

もちろん、結婚回数が多いことだけで、その人の恋愛観や人格を決めつけることはできない。

「常に結婚を考える、男がいないとダメなタイプ」と単純に言うのも乱暴だと思う。

でも、物語の中でこの設定がわざわざ提示されている以上、咲子という女性を考えるうえで無視することもできない。

私はむしろ、

咲子は「一人で生きられない」というより、「誰かと関係を持つことで、自分の居場所を作る人」なのでは。

と思っている。

誰かがいる。

帰ってくる人がいる。

「おかえり」と言える。

「ただいま」と言って帰ってくる人がいる。

そういう関係の中に、自分の生活を置きたい人なのではないか。

だから、充と離婚したからといって「一人になる」とは限らない

ここが面白いところだ。

咲子は充を含めて5度も結婚している。

ということは、少なくとも咲子にとって「結婚する」ということは、安易な関係のように感じてしまう。

誰かを好きになる。

誰かと暮らす。

関係が終わる。

そして、また誰かと出会う。

咲子にとって人生は、そういう繰り返しなのかもしれない。

だとしたら、最終回の「おかえり」は、充が戻ってきた場面ではなくてもいい。

むしろ、

「咲子はもう次の人生を始めている」

という暗示だったと考えたほうが、私はしっくりくる。

咲子は「男がいなくちゃダメ」なのか

ここは少し意地悪な見方かもしれない。

咲子は家族が欲しかったと言っていた。

でも、私はあえて考えてみたい。

咲子は、男がいなくちゃダメな女なのではないか。

……いや、もう少し正確に言えば、

「誰かに必要とされている自分」を必要としている女なのではないか。

この二つは似ているようで、少し違う。

男そのものが必要なのではない。

「自分を必要としてくれる誰か」が必要なのだ。

だから、結婚という形にも入る。

夫婦という関係を作る。

でも、それがうまくいかなくなれば、また別の関係へ向かう。

「結婚はもうこりごり」だと思っている風でもなく…。

そう考えると、咲子の5度の離婚歴も、単なる「恋愛遍歴」ではなく、一人でいることへの距離感を表しているように見えてくる。

そうなると、最後の「おかえり」が怖くなる

もし、あの相手が充だったら。

二人は離婚したあと、また何かしらの関係を結んだことになる。

それはそれで、この二人らしい。

夫婦という名前を外したことで、逆にうまくいく関係だったのかもしれない。

でも、もし相手が新しい男だったら?

私は、こちらのほうがちょっと怖い。

だって咲子は、充との関係を終えたばかりなのだ。

それなのに、もう誰かを家に迎えている。

「おかえり」と言っている。

それは、咲子が何も変わっていないということなのだろうか。

それとも、咲子にとっては、それこそが「生きる」ということなのだろうか。

咲子が出迎えたのは新しい男!?

このドラマは、咲子を「懲らしめる」ことをしなかった

ここが、私はこのドラマの面白いところだと思う。

5度離婚している女性だからといって、

「また男を作っている」

と笑うわけでもない。

「一人で生きなさい」

と突き放すわけでもない。

咲子がどんなふうに生きるのかは、咲子自身に委ねられている。

だから最後の相手も、明かさない。

充なのか。

新しい男なのか。

それとも、まったく別の誰かなのか。

視聴者に委ねたラストは、答えは「あなたの中にある」と言われているような気がする。

私は、あのラストを見て、

「充だったのかな」ではなく、「もしかして、もう新しい男だったりして」

と思ってしまった。

それが正解かは分からない。正解はないのだから。

ただ、咲子の人生はなんともあっぱれであり、蒼井優が演じたから可愛くもあったけど、よくよく考えたらかなり際どい女性だと思うのは私だけかな?

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