ブルゾンちえみさんのキャリアウーマンネタで一気に注目ワードになった「細胞レベルで恋してる?」
百の人がいれば、百の恋がある。35億の男がいるなら35億の恋がある。
恋の形は様々で不倫であっても“細胞レベル”で恋することは、あるのかもしれない!?
W不倫ドラマ「あなそれ」の美都(波留)はまさに“細胞レベルで恋してる”典型的な既婚女性かも?
■「細胞レベルで恋してる」ってどういう恋?
そもそも、細胞って生物体を組織する単位のこと。その細胞レベルで恋してるというのは、全神経から“好き”オーラが発信されているということ。
捉えかたは色々ですが、究極“好きで好きでたまらない”恋レベル。
細胞レベルで恋してる、のは、周りも見えなくなるほど夢中な恋に等しい。
“好きで好きでたまらない”という恋。体験した人も多いはず。若い頃の話、と笑われそうですが、いえいえ、恋に年齢など関係ありません。
“好きで好きでたまらない”という恋は、なにも若き女性だけの特権ではありません。既婚女性であっても、老いたる女性であっても、体験することはあるものです。
“恋をすること”が“細胞レベル”かどうかは微妙なところでしょうが、イケナイ主婦は、既に“不倫”という名の細胞レベルの恋も経験済!?
イケナイ主婦は、底知れぬ恋パワーも持ち合わせているのです。
■W不倫で細胞レベルの恋してる!?
“不倫”は、ニュースネタとしてもよく取り上げられるし、ドラマ・映画・小説でも多くの作品があります。
「でも、不倫は細胞レベルの恋じゃないでしょう!?」
という世間一般の流れがあるよですが、果たしてそうでしょうか?
案外、不倫こそ“細胞レベルで恋してる”のかもしれません。
今期ドラマ「あなたのことはそれほど」略して「あなそれ」はW不倫ドラマ。
主人公の美都(波留)は、二番目に好きな人・涼太(東出昌大)と結婚し、一番目に好きな人・光軌(鈴木信之)と再会し不倫へと走る。
光軌も結婚していたことから、W不倫となるわけですが、美都(波留)は関係が深まることで、光軌に夢中になっていく。ついには、家出までし離婚を決意するのです。
とかくW不倫というと、あくまでも“不倫”の枠を超えないことが多い。
互いに“好き”の感情があるものの、細胞レベルじゃないから離婚もしない。その相手とこの先結ばれたい、という未来恋愛ではなく、癒しの場、心のよりどころetc。
W不倫の中には、割り切った関係もある。いわゆる“SEXフレンド”。
仮に本気で不倫をしたとしても、周囲の状況などを考えたりして離婚にまで感情が至らないのは、細胞レベルじゃない。
そう“細胞レベルで恋してる”のは、周りが見えない。“あなたしか見えない”のです。
ドラマ「あなそれ」の美都(波留)は、まさにその状況に置かれている。光軌(鈴木信之)を必死に追いかけてしまうのです。
■心のままに恋したら……。
そこまで不倫で夢中になるなんて…。
割り切ればいいじゃない。
そもそも、W不倫なんて許せない!
というクールな声や批判も多い。
確かに、それも一理ありますが、視点をちょっとずらしてみると……。
ドラマ「あなそれ」の美都(波留)は、心のままに我が道を進んでいるのではないでしょうか。結婚という柵を取り外し、自分の気持ちに素直に生きている。
まさに“細胞レベルで恋してる”のだと思います。
ドラマ「あなそれ」の美都(波留)は、大人になりきれていないのかもしれません。でも大人の恋を上手にできないのは、純なる心を持ち続ける美都(波留)の魅力にもなっている。
多くの既婚女性が美都(波留)の生き方に批判をしつつも、不倫の言葉に強く反応するのは、“細胞レベルの恋”にあこがれているのかも!?
人を好きになる感情は、大なり小なり生涯持ち続ける神様から授かった人間の特権。
ならば、生涯に一度でもいいから“細胞レベルで恋してる”と言えるような恋を体験するも神様からの贈り物。
“細胞レベルの恋”は、貴方を一回りも二回りも魅力的にしていくのではないでしょうか。
不純なる不倫も細胞レベルで恋したら、それは不純ではなく純愛になる。ドラマ「あなそれ」の美都(波留)の生き様に密かなる拍手を送り、自身の細胞に問いかけてみては?
“細胞レベルで恋してる?”
答えは貴方の中に、きっとある。
☆一未☆