新ドラマ・嫌われる勇気からわかる、「アドラーママ友」は損か?得か?

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注目のドラマ紹介!

香理奈が主演のフジテレビドラマ『嫌われる勇気』。
アドラー心理学を学んだ主人公・庵堂蘭子が、言いたいことをズバズバ言いながら事件を解決していくストーリー。自己中心的と言われても全くひるまない自由人ですが、そんな嫌われる勇気のある身近な人をピックアップしてみました。


◆嫌われる勇気のあるママ友

子どもが幼稚園や小学校に上がると、役員活動などでママ友も増えます。
仕事や生活環境、家庭の事情も全く異なる人々の集まりなので、人間関係にも微妙なバランスが生まれます。中には派閥を作りたがったり、気の合わない人を仲間はずれにしようとするママ友も。
そんな時に周りに振り回されないママ友がいたら…。
会議は他のママ友と待ち合せず一人で来る、いつまでもおしゃべりせず自分の作業が終わったらさっさと帰る、ランチの誘いや飲み会の誘いも、必要ないと思えばきっぱり断るような自由なアドラーママ友もいます。


◆なぜか人気? アドラーママ友の嫌われる勇気

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一見嫌われそうに見えるママ友ですが、こんな自由な振る舞いのアドラーママ友は人気があります。
アドラーママ友の好感度ポイントは、なんといっても誰にでも平等に冷静にそして笑顔で接すること。ドラマ『嫌われる勇気』の庵堂蘭子はそのアドラー女子ぶりに職場内では煙たがられていますが、様々な個性のある役員活動、ママ友仲間に振り回されがちな既婚女性の多い中、ブレないアドラーなママ友だからこそ信頼されるのでしょう。


◆マイペースを貫き通す自由なママ友、本当にそれは勇気?

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町内会の資源回収の集合時間も毎回自分のペースで来るばかりか、回収方法にまで持論を語るアドラーなママ友。
日頃、地域の人が挨拶しても知らんぷりなママ友のポリシーは、
「他所には迷惑はかけない、自分の家庭は自分で守る!」
そんなママ友も子供の習い事にはかなり熱心で、習い事のイベントとなれば率先して指揮をとるほどの張り切りぶり。
身勝手にも見える自由人ぶりに、ついに町内会長も立ち上がり注意するも、全くひるまず考えを貫き通しましたが…町内会の避難訓練の際、保護者がいないということで役員さんが彼女の子供を一時的に預かることになりましたが、
彼女は訴えます。
『集合時間、非常識な時間に設定したのが悪いわよね!』
その発言に賛同するママ友仲間は誰一人いませんでした。
ママ友一家が引越したと聞いたのは、その一か月後。転校はどうやら夫の勧めだったとのことです。


自由な態度の人々はそもそも『嫌われる』ということに関知していません。
信頼されようが、引っ越しを余儀なくされようが、アドラー心理学は周囲の評価は気にしないということ。
自分の大切なものの優先順位や何に価値観を見出すかは、人それぞれということではないでしょうか。

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