選挙のたびに出てくるタレント議員。意外な人が政治家に転身しています。
そんなタレント出身の議員さんですが、問題行動でスクープされることが目立つようになりました。
そんなタレント議員さんに、次も投票できそうか、人となりを検証してみました。
平成のスーパーアイドル「SPEED」のボーカルだった今井絵理子さん。幼い頃から芸能活動を強いられてきた彼女が、衆議院議員に立候補したことは、ファンも驚いたことでしょう。
しかし、多忙過ぎたアイドルとして脚光を浴び続けてきた彼女が、大人になり、シングルマザーとして聴覚障がいをもったお子さんを一生懸命育てている、という苦労に対し、ファンでない人々も少なからずとも共感を持ちました。
議員として当選した後も、議員の知識不足や、出生地である沖縄問題への認識不足などが指摘されましたが、各地の講演活動などで、リベンジを果たしてきたはず。
ところが2017年夏、不倫疑惑で週刊誌にスクープされ、これまでの彼女に対する批判が、連日報道されるようになりました。
今は現役の衆議院議員の今井絵理子さん。
議員の彼女を元スーパーアイドルとして見るのか、または、特別な支援を必要とする子どもを持つ母親として見るのか、有権者の判断はどのようになるのでしょうか。
日本国民なら誰でも知っているであろう、オリンピックのヒロインの通称「ヤワラちゃん」こと、谷亮子さん。
柔道選手として現役時代に、オリンピックの選手村で出会った谷佳知さんと2003年に結婚し、お子様にも恵まれました。
柔道選手時代は、日本国民のみんなに愛されたヤワラちゃんですが、議員になってからは、元秘書との不倫疑惑や、家族内問題の噂で人気も急激にダウンしてしまいました。
2016年の議員戦では不出馬でしたが、この先リベンジする気持ちがあるとの事で、今後の動向も目が離せません。
百合子グリーンといったイメージカラーを引っさげて、東京都知事に当選した小池百合子議員。
東京オリンピックの予算問題や、築地から豊洲への移転問題など抱えつつ、小池百合子都知事の人気は衰えず、市議選では都民ファーストが圧倒的に勝利しました。
実は小池百合子都知事も元ニュースキャスターというタレント議員なのです。
キャスター時代には、流暢なアラビア語で人気を博しました。
また、国会議員時代には「クールビズ」を初めて推奨し、防衛大臣も努めました。
都知事繊維立候補する際は「崖から飛び降りる気持ちで」と表現し、飛び降りることで自ら風を感じる必要があるとしました。
夢のある発言や、民衆に近い考えを発言する小池百合子都知事には、今でも親近感を覚えますが、立候補当初に掲げていた問題が解決に向かって進まず、批判の声も徐々に上がるようになりました。
名前も顔も知っているタレント議員は、誰でも親近感を覚えます。
ましてや、知らない人に投票するよりは、知っている人に!と考える有権者もいるのは事実です。
悪い情報でスクープされたときは、有権者も議員を批判しがちですが、投票したのは自分たちだ、と考えると複雑ですね。
選ばれた議員は、自分の立場を考えて責任を持った行動をして欲しいものです。