好きになってよかった【恋愛小説・おすすめ5選】珠玉の一冊!

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不倫小説

恋愛小説・おすすめ5選の紹介。数えきれない恋愛小説の中から「好き」の気持ちとむきあえる、“好きになってよかった”と思える、ピュアで心が澄むような感動の恋愛小説を紹介します。激しく抱き合う恋愛小説もいいけれど、静かに胸を熱くする恋愛小説もいいものです。
好きな人に会えない時間、好きに迷っている時間、あなたの心にある“好き”とむきあってみましょう。

▲恋愛小説【やめるときも、すこやかなるときも】著者:窪美澄(くぼ・みすみ)

【やめるときも、すこやかなるときも】内容

家具職人の壱晴は毎年十二月の数日間、声が出なくなる。過去のトラウマによるものだが、原因は隠して生きてきた。制作会社勤務の桜子は困窮する実家を経済的に支えていて、恋と縁遠い。欠けた心を抱えたふたりの出会いの行方とは。

【やめるときも、すこやかなるときも】ツイート

【やめるときも、すこやかなるときも】感想

窪美澄さんというと「ふがいない僕は空を見た」など官能的な描写が多いように思いますが【やめるときも、すこやかなるときも】には、それは一切ありません。
純粋に人を思うこと、心の傷を拭い前に進むことを壱晴と桜子の姿から感じることがでる恋愛小説です。どこまで相手の心と向き合えるか、好きになることって何かがほんのりじんわりと伝わってきます。
結婚しているのなら、出会ったころを思い出すといい。忘れた思いを思い出せるはず。不倫しているのなら、それでもいい。「好きになってよかった」とあなたが思える人が誰なのか………。向きあってみましょう。

ドラマ【やめるときも、すこやかなるときも】

【やめるときも、すこやかなるときも】はドラマ化。
壱晴はキスマイの藤ヶ谷太輔さん。桜子は奈緒さん。
日本テレビ系、シンドラ枠で放送。
ドラマ内で桜子が「好きになってよかった」と言います。その思いがあれば、結果はどうあれ救われるではないでしょうか。

▲恋愛小説【マチネの終わりに】著者:平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)

【マチネの終わりに】内容

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

【マチネの終わりに】ツイート

【マチネの終わりに】感想

すれ違いの大人の男と女の究極の恋愛小説。空回りしてすれ違って……。
ラストは自分の思うようにその先を想像してしまう。クラシックがベースの音楽性もある小説。
大人の男と女でありながら、何の関係もないままに、それでも“好き”な気持ちに気づき貫き再会するまで。結婚、不倫、を超えた愛があります。
“好きになってよかった”と思える相手が浮かんでくるはずです。

映画【マチネの終わりに】

【マチネの終わりに】は映画になりました。
主演は、福山雅治さんと石田ゆり子さん。
音楽家である主人公を福山雅治さんというのはピッタリの役ですね。

▲恋愛小説【劇場】著作:又吉直樹(またよし・なおき)

【劇場】内容

演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った―。『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。夢と現実のはざまにもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。

【劇場】ツイート

【劇場】感想

お笑い芸人であり芥川賞作家・又吉さんの作品。互いの思いが痛くなる恋愛小説。
主人公は永田という男。その男を必死で支えるのが沙希。沙希の生き方にここまで好きを貫ける女性はすごいとも思う。最後はかなり悲しい結末ですが、はがゆい男の感情。それも垣間見ることができます。
笑うことで生きる意味を見出す姿に感動をもらいます。

映画【劇場】

【劇場】は映画になります。
山﨑賢人さん、松岡茉優さんの主演です。

▲恋愛小説【美丘】著者:石田衣良(いしだ・いら)

【美丘】内容

美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

【美丘】ツイート

【美丘】感想

ちょっと前の作品になりますが、命と愛の重みを感じる恋愛小説です。若い二人の恋愛。若いからこその先のある恋愛のはずなのに、先のない恋愛。それでも好きであることを貫く二人の姿は涙を誘います。
別れても、もう会えなくても“好きになってよかった”と思える恋愛は、人生に1度しかないかもいしれない。もしかしたら、ないかもしれない。
それほどの貴重な人が誰なのか、自分の心と向きあってみては。

ドラマ【美丘】

【美丘】はドラマ化。主演は吉高由里子さんと林遣都さん。
かなり前のドラマですが動画で視聴できます。

▲恋愛小説【最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。】

・僕の舟 (著:伊坂幸太郎)
・3コデ5ドル (著:越谷オサム)
・水曜日の南階段はきれい (著:朝井リョウ)
・イルカの恋 (著:石田衣良)
・桜に小禽 (著:橋本紡)
・エンドロールは最後まで (著:荻原浩)
・七月の真っ青な空に (著:白石一文)

【最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。】内容

七月の真っ青な空に 白石一文男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから―男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。

【最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。】ツイート

【最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。】感想

【最後の恋】アンソロジー。著者は男性版。女性版もあります。
男の気持ちがわからないなら、手にしてみるといいかも。情熱的な恋愛とは違い、澄んだようなきれない純粋な思いが伝わる綺麗な恋愛小説ばかりです。
好みはあるでしょうが、朝井リョウさんの「水曜日の南階段はきれい」が特におすすめ。

▲好きになってよかった【恋愛小説・おすすめ5選】珠玉の一冊!のまとめ

会えない時間は、好きに迷っている時間、それは好きと向き合う時間です。
忘れていた“好き”を思い出す時間です。
不倫恋愛、夫婦関係、恋人関係、あらゆる恋愛の中、好きな気持ちはどれもが同じ。
“好きになってよかった”と思う恋愛をしてください。

記事内引用元:https://www.amazon.co.jp/

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