沈黙・無視から抜け出したい! 夫婦ケンカから仲直りする方法

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完全無視! 沈黙が続く夫婦ケンカから仲直りする方法

「あなたが悪い!」「お前が悪い!」言い争う夫婦ケンカもあれば、沈黙の時が流れる夫婦ケンカもあります。

突然黙りこむ夫。「なんで黙ってるの?」というあなたの声も聞こえないふり。
何を言っても応じない“無視”は、言い争うよりもむしろ辛い状況かもしれません。

夫婦円満の秘訣は正しい夫婦ケンカの仕方にあり!?に続き、ここでは無視による夫婦ケンカと仲直りの方法について考えていきましょう。

 


■夫婦ケンカでわかる男と女の相違現象

夫婦円満の秘訣には、夫婦ケンカの原因云々よりその後の対応が大切です。

そもそも男と女では根本的に思考が違うといわれています。一般的に男性は、沈黙の中で怒りを抑え、物事を判断したりストレスを解消するといわています。
夫婦ケンカをしているのに、布団にくるまり“寝てしまう”という夫は結構いるようで、これは夫婦ケンカでのストレスを解消していこうという自己防衛策でもあるようです。
それに反して女性というのは、コミュニケーションで問題を解決したりストレスを解消していく傾向にあります。悩みがあると誰かに相談するのが圧倒的に女性に多いのもこの原理からきています。

夫婦ケンカでは、なんとか言葉をもって解決していこうと思うのが妻であり、沈黙の中で気持ちを落ちつかせようとしていくのが夫なのです。

しかし、これはあくまでも一般論。
もしかしたら、真逆の場合もあるでしょう。妻が沈黙をし夫がご機嫌をとる夫婦ケンカ。もしくは、お互いに怒りを言葉にせず、沈黙を続ける夫婦ケンカ。どちらにしても“無視”による沈黙の夫婦ケンカをいつまでも続けるわけにはいきません。

沈黙から離婚という最悪のケースにならないためにも、夫婦円満になるためには、いかに上手に仲直りをしていくかが問われてきます。

 

■無視は仲直りまでの準備期間

沈黙・無視から抜け出したい! 夫婦ケンカから仲直りする方法
夫婦ケンカの期間は半数が2~3日というデーターが出ています。長くても1週間。
夫婦ケンカの原因によりますが、大問題の場合は長期戦となります。冷却期間を置くことは必要ですが、そうそう長く続けていくことは、最悪のケースに向かう場合もあるので要注意。
一週間という期間に一線をひき、それ以上夫婦ケンカを続けないようにしていきましょう。

仲直りをするのには、キッカケも必要です。
無視を続けていた夫でも、あなたの問いかけに答えてくるときはあるはずです。ですから、夫が無視をしているからといって、話しかけるのをストップしないことです。なにもベラベラと話す必要はありません。
朝の「おはよう」「コーヒー飲む?」という簡単な言葉でいいのです。数日して夫がそれに答えてきたら、自然と流れが元に戻るはずです。

冷却期間は互いの怒りも収まり、歩み寄るための準備期間。冷静な判断もできるようになると、互いの存在の必要性を感じることができます。
こうして、無視の中から生まれる歩み寄りが夫婦の絆を深めていきます。

 

■フリも大切!?昔の女性から学ぶ夫婦円満の秘訣

さて、ここで問題がひとつ。
いくら会話が生まれたとしても、夫婦ケンカの原因が解決していない!という場合もあるでしょう。
そんなときは、言い争いにならないように気をつけながら、話し合ってみてはどうでしょうか。このとき、夫を認めつつ問題を解決していきましょう。

“正しいのはわたし”と気持ちを抑え、本当に夫とやり直したいと望むのであれば、夫の言い分も聞いてあげましょう。そして、「あなたの言い分はわかる」とか「あなたも大変だと思うけど」など、夫を思いやる言葉を添えながら、あなたの思うことを伝えます。
最初から「こうして欲しい」とか「言い訳なんていらないから」なんて言ってしまったら、また夫婦ケンカに発展してしまいます。
相手を思いやる気持ちは、夫婦ケンカをしていても忘れないことが大切です。

「男とは単純な生き物」と言います。夫はあなたよりもずっと夫婦ケンカを単純に捉えているかもしれません。
夫の気持ちを十分理解したフリでもいいですから、ちょっとだけ一歩引いてみると、簡単に仲直りできるかもしれません。
一歩引くことは負けではなく、夫婦の中では賢い主婦の知恵。昔の女性は一歩下がって生きていたようですが、これは理に適った女の生き方なのかもしれません。

 


夫婦円満の秘訣は、夫婦ケンカをしてもまた戻れる場所があることです。
夫が無視をしても、無視したいほど悔しくても、時間が刻まれていく中で互いに歩み寄れるのが夫婦円満の秘訣だと思います。

一未

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