冷や飯VSもち麦 2016年、効果のあったダイエットはこれだ!

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2016年人気のダイエット方法 もち麦と冷や飯

ダイエットといえば、カロリーとの戦い。
食事の量を減らすか、運動してカロリーを消費するかが定番ダイエット。
そこで2016年のダイエットの総決算、『食べて瘦せる』ダイエットに注目してみました。


■なぜ冷や飯でダイエット? 意外な方法が大人気に

冷や飯ダイエットとは、普段のご飯を冷やして食べるだけ、というとても簡単なダイエット方法です。
白米などの炭水化物は4~5℃まで冷やされるとレジスタントスターチ(レジスタント=抵抗、スターチ=デンプン)という消化されにくいデンプンに変化します。消化されにくいデンプンになることで、糖分なども胃で吸収されないまま腸に届くようになります。すなわち、白米を冷やすことでカロリー摂取が抑えられることになります。
冷蔵庫の温度がちょうど3~5℃なので自宅で手軽にダイエットでき、残りご飯を冷蔵庫から出してそのまま食べることは時短にもつながるので既婚女性にとっては嬉しいことです。


■不思議な食感にハマる人急増! もち麦ダイエット

もち麦ダイエット
『おきかえダイエット』の一つは、もち麦。
もち麦は、もちもちプチプチしていて甘みがあり冷めてもおいしいのが特徴。古くからダンゴやおはぎなどにも使われていました。

150g(軽く一膳)あたりのカロリーと食物繊維量
白米:252kcal、0.45g
玄米:248kcal、4.5g
もち麦:198kcal、12g
白米よりカロリーが低く食物繊維量が豊富なもち麦ですが、オクラやヤマイモなどでおなじみの水溶性食物繊維という糖質(炭水化物)の消化吸収を遅くする成分が他の大麦と比べて多く含まれています。
またもち麦の食物繊維にはβグルカンも含まれていて胃で溶けずに腸まで届き、カロリーの吸収を抑えるだけでなく、余分なコレステロールを体の外に出して善玉菌を増やすといった効果もあるため、整腸作用が期待されます。


■もち麦+冷や飯を合わせたら、2016年最強のダイエット法に?

さて、『食べて痩せる』ダイエットにはとても魅力的なもち麦。
便秘に効果的なのでいきなりもち麦だけで炊くとお腹がゆるくなる可能性もあるので、はじめは白米と一緒に炊くのがおすすめ。
ダイエットならもち麦3割からスタートし、お好みで5割と進み10割もち麦に移行してみましょう。
ちなみにもち麦は水加減がポイントで、白米の倍の水の量で炊きます。

もち麦ご飯の炊き方(白米1合、もち麦1合の場合)
1 お米1合を普段通りに洗い、1合分の水を入れる
2 1にもち麦2合を入れて、2合分の水を足す
3 いつも通りに炊く
※炊き方がパッケージに書いてある場合はそちらを参考にして下さい。

食物繊維をたっぷりとれるもち麦ダイエット
冷えてもおいしいもち麦なので、白米と一緒に炊いたもち麦ご飯を冷や飯でいただくのも、腸まで届くもち麦の水溶性食物繊維と冷や飯のレジスタントスターチで、カロリー摂取が抑えられ、更に便秘改善に結びつくので、お腹ポッコリダイエットの期待大。
1日2膳、朝と昼に食べると効果が高いもち麦ダイエットですが、食べ始めて1週間経つと腸内細菌がもち麦の食物繊維に慣れてきてしまうので、大豆やキノコ、オクラやメカブなど他の食物繊維もプラスするとよいでしょう。
まずは2週間からチャレンジしてみませんか?

仕事に家事に育児にと、既婚女性は目が回るような忙しい生活をしています。
体重が気になってダイエットを始めても、時間と費用がかかると途中で断念しがち。
冷や飯もち麦などいつものスーパーで手に入るような普段使いの食材を利用できるダイエットなら、長続きしそうです。

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