【リアル事件簿】もうウンザリ! 本当にあった、ママ友トラブル・3選

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面倒くさいママ友トラブルに巻き込まれて泥沼化することはよくあります。
今回は子どもが絡んだママ友とのトラブルや役員トラブルをピックアップしてみました。


【事件ファイル・1】ママ友の子どもに怪我をさせた! ひょっとしたらモラハラ?

昼休みの教室でじゃれあっていた小1のA君とB君。
いたずらしようと駆け寄ってきたA君にB君がわざと足を引っかけるいたずらをしました。A君は見事に転び泣きだします。ところがB君のスネから血が滲んできました。足が引っかかったときにA君の足が当たり、いたずらを仕掛けたほうのB君のほうがスネをすりむいてしまったのです。

学校から連絡を受けたB君のママはすぐさま駆けつけ、B君を病院に連れて行きながらこう思います。
「先生からは子ども同士のふざけ合いと言われたけれど、怪我させられたのに…。
謝罪もないなんて、どういうご家庭? 治療費とかどうなるの? 親の顔が見てみたい!」


A君ママはいたずらっ子のB君の存在を入学式当時から知り、警戒していました。
もともと落ち着きのないA君、入学以来たび重なるB君とのトラブルを担任の先生から聞いていました。
A君ママにとっては、「今回も、またか…」という感じでした。
いたずらっ子B君のご家庭は、怪我をしたB君が”被害者”と思い込んでいます。
子どもは自分の都合の悪いことは親には言いにくいもの。
このまま放っておけば、両方のママ同志の衝突はヒートアップしてくるかも…。
まずは授業参観の時など、思い切って挨拶ぐらい交わしてみるのはいかがでしょうか。


【事件ファイル・2】パワハラかも…、ベテランボスママの存在に怯える委員長ママ

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子どものためにと初めて役員を引き受けたはいいけれど、ジャンケンで負けて委員長に!
右も左もわからない上に、周りの人は年上がほとんど…。会議の中でバリバリ発言をするベテランママの
「どうしてこんなこともできないの?」の一言がプレッシャーとなり、これ以上進行できない状況に…

一生懸命やればやるほど状況は悪化。何をやってもベテランボスママに叱られ上手くいかない。
これで一年やっていかなければならないと思うととても憂鬱。個人的なお付き合いなら絶対近づかないタイプだから、ますます苦手意識が強くなり、彼女に嫌われているんだとしか思えなくなります。


ここで考えたいのは、ボスママはいじめようとしているのでしょうか。
もしかして、単なる気持ちのすれ違いかも知れません。たとえジャンケンで負けてなったリーダーだとしても、委員長に対してきちんと話すということは、新人役員さんを立てていることに間違いはありません。
本当に悪意があっていじめたいのなら、話しかけることや怒ることもしてこないはず。
役員の仕事でわからないことやできないことがあったら悩みや不安を相談してみては?
ボスママは意外と頼られれば喜ぶかも知れません。


【事件ファイル・3】モンスターペアレントなママ友とのトラブル事例

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子どもが年齢問わず15人くらいで遊んでいたら、低学年の女の子が遊具から落ちて怪我をしてしまいました。
担任の先生が家庭に連絡を入れたものの、集団遊びでの怪我だったので「女の子がけがをした状況や詳細」が分からず。転校したばかりということもあり、女の子のママは怪我だけでなくいじめの心配もしだします。
いつの間にか
『高学年児童に対する指導が行き届いていない。児童同士の関係性の管理もできていない』
と教育委員会に直訴する問題にまで発展。
結果、遊んでいた子どもの保護者全員が呼び出され、女の子のママは逆にヒンシュクを買うことになります。
「状況が見えない、わからない」不安が高じて、モンスターペアレント行為にまで至ってしまったパターン。


この場合、本当に解決しなければいけないことは何でしょうか。
モンスターペアレント行為に行きつくまでに、
・学校も原因究明をしていたことを知らなかった
・いじめの可能性を心配していたこと
など、こじれたポイントがいくつかあります。
怪我をした子どもも一緒に遊んでいた子どももきっと楽しい時間をすごしていたはず
。遊具で遊んでいた子どもたちが悪い?
遊具を設置していた学校が悪い?
だったら遊具を撤去して、子どもが遊ばなければよかったのでしょうか?

数年続く保護者関係です。せめて誤解は解いておきたいものですね。


※補足説明:
ジャングルグローブや吊り橋遊具、鉄棒にシーソーなど、1980年あたりから子どもたちが慣れ親しんできたカラフルな遊具。遊具で怪我をする児童が急増し、2002年に文科省より遊具の安全確保と事故防止の通告が出されました。老朽化あるいは危険とされる遊具は学校や公園から姿を消しました。
(参考資料:文部科学省 http://www.mext.go.jp/)

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