リバウンド不倫とは、不倫関係の終止符を打っても、また新しい相手と不倫をしてしまう。
不倫を繰り返してしまう事。浮気癖と何が違うのか?
リバウンド不倫について見ていきましょう。
浮気癖とリバウンド不倫の違いはある?
浮気とは字の如く、浮ついた心。つまりセックスが目的です。
浮気を繰り返す人は、一人の人にこだわる必要もなく、性欲を満たしてくれる相手を常に探している状態にあります。ではリバウンド不倫はどうでしょうか。
不倫の場合、恋愛感情が優先的にあるので、愛されたい、大事にされたい、という気持ちから自分だけを特別扱いをしてくれる一人の人と関係を持ちます。
つまり、目的は交際です。彼氏がいる状態が心地よいと分かっているからこそ、交際が終わると、無意識のうちに新しい出会いを求めてしまうのです。
リバウンド不倫をする心理とは…
夫が話を聞いてくれない…、結婚後の孤独感
「どうしたの?」「何かあったの?」と、恋人の時は、優しく話を聞いてくれて「いたわり合う関係」が、夫婦になってから『旦那が話を聞いてくれない』と嘆く妻は多いと思います。
話しをしたいという気持ちは、「甘えたい」「頼りたい」という想いからです。
育児や仕事、ご近所付き合い。女性に悩みがあっても、ご主人が相談に乗ってくれなければ、孤独を感じてしまします。「私は、一人で頑張っている」と思えば思うほど、話を聞いてくれる男性が頼もしく感じ、好意を寄せるのです。実際に不倫をしている女性を見ると、子育てを助けてくれる親族が近くにいない場合や、結婚を期に地元を離れて、友達がいない環境にいる女性が多いです。寂しいと感じている間は、リバウンド不倫は終わらないでしょう。
女として見てくれる、魅力的な特別な男性の存在
交際が破局しても再び不倫するのは、常に「人から愛されたい」「女を感じたい」と熱望する心がそうさせるのです。
結婚をすると「女」でいる時間も、役割も減ってしまいます。日々育児や家事に追われて、妻や母親などの役割を優先させなくてはいけません。女でいる瞬間は、皆無に等しいでしょう。
配偶者からも「ママ」「お母さん」など親の名称で呼ばれ、二人で買い物をしている時ですら「ママ」と言われる生活。
「私は、あなたのママじゃない!」と、女でいたい人には苦痛を感じます。その反対に「〇〇ちゃん」と名前で呼んでくれる彼氏の存在は、自分は女であると認められている気持ちになり優越感に浸れるわけです。
二人で過ごす時間が大切に感じる
不倫をしている関係では、二人は堂々と会うことは出来ません。
次のデートの確約出来ない分、会っている時間をとても大事に過ごします。その分、男性も隠れ家的なお店や、人が少ないお忍びデートスポットを事前にリサーチしてくれたり、記念日にはブランド品のプレゼントをくれたりなど、単なるデートが奇跡的な時間に感じ、ときめく瞬間がたくさんあるわけです。
ときめくデートを繰り返すうちに、心と体が、配偶者を「家族」と位置付けをしてしまうので、父や兄と同等の存在になり、恋愛をすることに罪悪感が減っていく傾向にあります。
リバウンド不倫が、なぜ配偶者にバレないのか
不倫を繰り返す女性は、不倫への罪悪感が少なく、「子供が成人したら離婚しよう。今は我慢。」と開き直っていて、態度に一貫性があります。そして、「嘘が誠で、誠が嘘か」と、歌舞伎で有名な台詞がありますが、相手が同じ職場の人だと「仕事へ行く」=「彼氏に会える」わけです。仕事をしているのは事実なので、罪の意識が薄く、堂々と不倫を続行出来るというわけです。彼氏から電話が鳴っても「会社の人から電話」と言っても嘘ではありませんし、「残業」と言って会社に二人きりでも、作業していれば「残業」です。
全てを嘘で固めると、真実味の比重が軽くて動揺した態度となり、配偶者にもバレやすいですが、真実と嘘が表裏一体となっている場合は、バランスが取れて堂々と配偶者を誤魔化せるようです。
最後に、リバウンド不倫の真実。
実は「リバウンド不倫」の配偶者は「浮気癖・常習犯」が大半。
夫婦が揃って、お互いの行動に違和感を覚えても「疑い」を口に出せない。自分の行動まで疑われてはいけないので、無視する必要性があり誤魔化すのです。
皮肉ですが、嘘と嘘、お互いが付く嘘で夫婦関係のバランスは保つようです。