『魅力的だと思った年下男性から…』
彼との出会いは職場でした。
新しく入ってきた人で私よりも8歳の年下男性です。
また若い子が入ってきた程度にしか思っていませんでしたが、話をしてみると意外と落ち着いていて大人っぽい彼に魅力を感じました。
しかし、8歳も年下の男性じゃ恋愛対象ではないなと気にしていませんでした。
数週間後、彼とも打ち解けた頃…食事に誘われました。
何か悩みがあるのかな?とOKしたのですが、なんと私に恋をしたとの事。
今どきの子が直接想いを伝えてくるのにも驚いたけど、まさか8歳も年上の私に好意を抱いてくれてたなんて思いませんでした。
家に帰ってから冷静に考えたら年下の男性がシングルマザーである私に本気なはずがないという事に気付き、少し落ち込みました。
本気にしたらからかわれるだけだろうと悟り、気持ちには答えられないと伝える事を決めました。
『私の思い込みで彼を傷つけた』
しばらく彼と職場で会う事もなく、連絡も取らずでした。
やっぱりからかわれたんだと、彼の言葉はなかった事にしました。
しかし、彼の気持ちが本物だった事を次の日に知る事になります。
久しぶりに会った彼は少し怒っていました。
仕事終わりに話しかけられ「本気の想いを伝えた。ずっと待っていたのに…」との事。
まさか本気だとは思わなかったので、唖然としました。
本気だと知ったら、私も気持ちが揺れました。
年下ではあるけど、魅力的だと思ったのは確かです。
迷った末、恋人前提で仲良くすると返事をしました。
そこから彼と毎日のやり取りの始まりです。
『彼への気持ちが本物になるのに時間はかかりませんでした』
返事をして1か月経った頃、私は彼に夢中であることに気付きました。
彼の為にキレイになりたいと思ったし、愛してもらえるようにと頑張りました。
仕事と子育てで手一杯だったのに、恋をするだけでこんなに変わるんですね。
時間がないと言い訳していただけだったのかなと…と思いました。
自分が本気で恋をしている事に気付いたので、今度は私の方から正直な気持ちを彼に伝えました。
彼はやっと言ってくれたと喜んで私の気持ちを受けて入れてくれました。
甘えさせてくれるし、甘えてもくれる…心地良い存在です。
子供も彼に懐いているし、幸せな毎日を過ごす事ができています。