ドラマのツッコミどころ「それはないだろう」2018春クール人気ドラマの視聴率&ツッコミ

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ドラマ

ドラマを観ていると「それはないだろう」「ありえない」と思うことがあります。ここでは、思わずツッコミたくなることを今期クールの人気ドラマから掲載。あんなこと・こんなこと、ツッコミどころ満載のドラマは!?視聴率は??


■正義のセ 水曜10時・日本テレビ

主演は吉高由里子竹村凜々子(吉高由里子)は、この春、横浜地方検察庁港南支部に赴任した2年目の検事。毎回、事件を追及し解明。1回ごとにスッキリ解決していくドラマ。
この竹村凜々子、まっすぐすぎる性格。明るく元気。下町育ち。家は豆腐屋。
家族は、母・竹村芳子(宮崎美子)、父・竹村浩一(生瀬勝久)、妹・竹村温子(広瀬アリス)。実家暮らしの竹村凜々子。

▲「正義のセ」のツッコミどころ

「正義のセ」のツッコミどころは、家族団らんのシーン。竹村凜々子が夕飯を食べながら、毎回、担当している事件についてペラペラと話します。家族で、その事件について「あーでもない」「こーでもない」と話すのです。

“おいおい!それはないだろう”
“そんなこと話しちゃダメだろう!?”
“検事って守秘義務あるんじゃないの?”

この疑惑は、ネットでも話題に。「守秘義務、だいじょうぶなのか」「家族に全部ペラペラと話すなんてありえない」の声も。
家族の関係、竹村凜々子の事件に対する気持ちを表現するために、描かれているシーンだとは思いますが……。“ありえない”“それはないだろう”と思わずツッコミたくなるシーンです。

原作は阿川佐和子の「正義のセ」。

全話平均視聴率:9.9%
・第01話(04/11):11.0%
・第02話(04/18):9.9%
・第03話(04/25):10.3%
・第04話(05/02):9.4%
・第05話(05/09):9.1%


■モンテ・クリスト伯伯-華麗なる復讐- 木曜10時・フジテレビ

主演は、ディーン・フジオカ。15年前、守尾漁業の船員・柴門暖(ディーン・フジオカ)は無実の罪で囚われの身に。
脱獄を果たした15年後、柴門暖(ディーン・フジオカ)は、莫大な財を手にし、モンテ・クリスト・真海となる。自分を陥れた男たちに復讐していくストーリー。
復讐する相手は、警視庁の刑事部長・入間高橋克典)、建設会社社長・神楽新井浩文)、人気俳優・南条関ジャニ∞大倉忠義)。15年前、柴門暖が結婚した妻・目黒すみれ山本美月)は、15年後南条の妻になっていた、というショッキングなストーリー展開。

▲「モンテ・クリスト伯伯-華麗なる復讐-」のツッコミどころ

「モンテ・クリスト伯伯-華麗なる復讐-」のツッコミどころは、ディーン・フジオカが演じる柴門暖(モンテ・クリスト・真海)が15年経過してもほぼ変わらないところ。ひげやヘアスタイルで工夫はしているけれど、どう見ても同一人物。それなのに、15年後再会した誰もが「初めまして」と挨拶する。妻であったすみれさえも気づかない。

“おいおい!それはないだろう”
“ひとめで同一人物とわかるだろう!”
“見た目もそうだが、声からでも判断できるでしょう?”

船員時代の柴門暖のディーン・フジオカと現在モンテ・クリスト・真海演ずるディーン・フジオカ。身に着けるものから、身のこなしも違う。そこは納得の上でツッコミたくなる。確かにドラマ。変貌させるのにも限界はあるのでしょうが“もう一工夫どうにかならなかったのか”とも思います。
ストーリー的にはかなり面白い。しかもディーン・フジオカのスーツ姿は美しい。“ありえない”というツッコミも美しい姿にかき消されそうです。

原作は、フランス人作家のアレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」(巌窟王・がんくつおう)

全話平均視聴率:6.0%
・第01話(04/19):5.1%
・第02話(04/26):5.7%
・第03話(05/03):7.1%


■ブラックペアン 日曜9時・TBSテレビ

主演は、嵐の二宮和也。天才的な技術を持つ外科医・渡海征司郎を二宮和也が演じている。「オペ室の悪魔」と呼ばれる渡海征司郎が巨大組織・大学病院に立ち向かう医療ドラマ。過去に何かがあるとにおわせる演出。「神の手」と呼ばれる手術技術を持つ佐伯教授内野聖陽)、高階権太小泉孝太郎)、研修医の世良雅志竹内涼真)ら、キャストも豪華。

▲ブラックペアンのツッコミどころ

毎回、高階医師がすすめる「スナイプ」を巡り手術が行われる。ゲストも毎回登場。医療の現場を垣間見るドラマになっているが、このドラマのツッコミどころは、メディアで騒がれた治験コーディネーターの役割。先日は、“おいおい!それはないだろう”というツッコミは、素人レベルではなく、日本臨床薬理学会が意見書を公開。

この一件で治験コーディネーターの仕事がどんなものか認識した人も多いのでは?
ドラマでは、治験コーディネーター・木下香織加藤綾子が演じています。
「ブラックペアン」で描かれている治験コーディネーターは、実際の治験コーディネーターとかけ離れているそうです。

その現場に携わらければわからない。医療ドラマというのは、よくよく考えたらツッコミどころは満載でしょう。現場に携わる方からしたら
“おいおい!それはないだろう”という場面は満載なのかも!?
でも、ここまで話題になるのは、それだけ人気のドラマということ。影響力の大きいドラマのひとつなのでしょう。
原作は、海堂尊の「新装版ブラックペアン1988」

全話平均視聴率:12.7%
・第01話(04/22):13.7%
・第02話(04/29):12.4%
・第03話(05/06):12.1%


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■ドラマはフィクション

ドラマはあくまでもフィクション。
なので、ツッコミどころは満載なのかも。現実とは違う、食い違いも多々あるし、そんなはずないよ~なんて思うところもあります。
それでも、面白いストーリーなら、見入ってしまう。
“おいおい!それはないだろう”と思いつつ“次回も楽しみ”になる。
そこがドラマのいいところ。
さて、次回はどうなるのか?ツッコミどころは?
これからも、今クールのドラマ・人気ドラマを楽しみにしていきましょう。

一未

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