ほんとにあった怖い話2020特別編が、10月31日に放送されます。
同番組には伊藤健太郎さんが初出演の予定でしたが、ひき逃げ事件で出演シーンははカットになりました。
稲垣吾郎さんが司会を務める怖い話がギュギュっと詰まった【ほんとあった怖い話2020特別編】の傑作選などを紹介します。
■「ほんとにあった怖い話 2020特別編」はいつ放送?
ハロウィーンの放送は21年間の『ほん怖』の歴史の中では初めて!
放送日:2020年10月31日
放送時間:21時~23時10分
■「ほんとにあった怖い話2020特別編」
怪奇!あかずの間▽訳ありカラオケ店のたたり▽幽霊エレベーター▽腕をちょうだい▽悪霊タクシー▽呪いの深夜病棟▽うしろの女▽最恐の新作ほか蔵出しの名作傑作が続々登場
「あかずの間を造った話」
出演:上白石萌音、片岡愛之助 他
脚本:酒巻浩史
あらすじ
佐々木彩(上白石萌音)は工務店の現場監督。
ある日、老舗旅館から宴会場の改築を依頼され、設計士の木島宗次(片岡愛之助)から設計図を手渡される。
その設計図はとても奇妙。出入り口がないのだ。そして、現場では次々と不可解な出来事が起こり……
最終確認を任された彩は、今までとは違う異様な雰囲気を感じつつも、恐る恐る和室に入る。
彩の目の前に何が!?
「訳ありのカラオケ店」
出演:岡田健史、亜生(ミキ)、川島鈴遥 他
脚本:穂科エミ
あらすじ
大野陽平(岡田健史)は、カラオケ店員。仕事中に度々起こる、奇妙な現象に悩んでいる。
ある日、同僚の金井美紅(川島鈴遥)と店番をしていると、元店員の吉岡翔(亜生)がやってきた。
翔は「後から連れがくる」と言い、先に部屋に入ってしまう。
しばらくすると、フロントに髪の長い女がやって来た。
陽平は、ただならぬ雰囲気を感じつつ、女を案内するのだが……。
■伊藤健太郎さんが出演予定だったのは「探偵の手記」
あらすじ
棚橋和也(伊藤健太郎)が探偵の仕事を始めて間もい頃、街はハロウィーンムード。
ある日、大森真司(勝村政信)が興信所を訪ねてきた。
元恋人である“髪の長い女”を調査してほしいという依頼。大森は、その女の度重なる嫌がらせに悩んでいた。
和也は上司の市川守(吉田鋼太郎)と交代で張り込み調査を開始するが、何も進展がないまま数日が過ぎる。
大森から「女が現れた」と言われるが、その日、女が外出した様子はなかった。
和也は不審に思う。そして調査最終日、女を見かけた和也は、慌てて尾行を始めるのだが……。
■ほんとにあった怖い話 2020!MCはいつもの稲垣吾郎さん!
怖い話(ドラマ)を見て、内容を分析する“ほん怖クラブ”のリーダーを務めるのは稲垣吾郎さmん。2004年から17年連続の出演です。
稲垣吾郎さんのコメント
収録を終えての率直な感想をお聞かせください。
画像久しぶりにほん怖クラブの子どもたちと会えてうれしかったですし、今年はハロウィーンでの放送という新しい試みで。セットも冬の仕様の雰囲気とかは、連続ドラマで放送していた当初を思い出しました。あの頃は芝公園スタジオで、冬にも収録していたので。懐かしいなという気持ちと初心に帰るような気持ちにもなりました
久しぶりにほん怖クラブメンバーとお会いしていかがでしたか?
昨年会った子もいましたし、今年初めての子もいましたが、1年での子どもの成長って早いなと思いました。慶人君や咲ちゃんももっと小さかったし。例年はみんなで寄り添って、みんなの熱を感じながらもみくちゃになって怖がって。あのかんじが好きだったのですが、今回は距離を取る形での収録になってしまいました。でもほん怖らしさは出ていると思います。他に印象的だったのは、下ヨシ子先生が、かなり具体的に映像が見えていたところです
今回は懐かしい作品も登場しますが・・・。
“恐怖”というのは時代が変わっても普遍的なものだなと思いました。特によりすぐりの“名作”がピックアップされていたのですが、恐怖に関してはストレートな表現が多かったように思います。逆にそれが斬新に感じてしまって。時代と共に脚本や演出など、作品のテイストも変わっていくものだなと、その時代を感じることができました。久しぶりの俳優さんや今第一線で活躍されている俳優さんの若い頃を見ることもできましたが、皆さん若い頃からお芝居がしっかりされていて。各ドラマの尺も短いものもあれば、長いものもあって、尺の長さに決まりがないのが、ほん怖のいいところだし面白いところではないかと改めて思いました。子どもたちは実は、過去の作品は(まだ小さい頃だったので)“見た記憶がない”と言っていて。それも印象的でした。でもドラマは風化されるものではないですし、何年かたってこういう楽しみ方もあるんだなあと思いました。
夏に放送がなかったことで、“今年は放送がないのでは?”と思われた視聴者もいらっしゃったと思います。視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
“夏の風物詩”のようになってはいますが、実は連続ドラマで始まった時はそうではなかったので、自分の中では必ずしも“夏”というイメージはなくて。今のようにもうじき冬を予感させるような時期に『ほん怖』を放送するのは自分の好みには合っています。この番組ももう長いのですが、『ほん怖』ファンの方が待ち望んでくださっていたのはうれしいですし、そんな視聴者の皆様には感謝しています。今回のように、夏ではなくてもいろいろな季節で放送があってもいいように思いますので、これからもずっと続けていけたらと思います。『ほん怖』って怖いだけでなく、最後に寂しさや切なさが残るのを感じられて。そういうのを家族団らんで、命のこととか人のつながりの話とかを見終わった後にしていただけるといいですね。今年は子どもたちもハロウィーンの行事で街を出歩くこともあまりできないと思いますし、家族皆さんで見て楽しんでいただけたらと思います。そういえば、香取慎吾君が“怖いのはだめだ”ってほとんど見たことがないという話を聞いて。今年はちょっと見てほしいなって思います(笑)
画像、引用:https://www.fujitv.co.jp/honkowa/index.html