アンジーとブラピの離婚報道からわかる、アメリカの親権・養育権制度

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アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚報道が、世間をにぎわせています。
「やっぱり、別れると思った…」
「夫婦円満だと思っていたのに…」
受け取り方はさまざまですが、アンジーとブラピの間には「養子6人、実子6人」の合わせて6人の子供がいます。
アンジーとブラピの離婚報道から見える「日本とアメリカ・離婚時の親権・養育権制度の違い」について考えてみましょう。


アンジーが裁判所に申請した「離婚申請の内容」

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米女優のアンジェリーナ・ジョリーが裁判所に離婚申請したことから、発覚した二人の離婚騒動。
ニュースメディアでは二人の離婚理由が、
「育児方針の大きな違い」
「ブラッド・ピットの浮気、薬物問題」
など憶測が広がっています。
しかしアンジーが提出した裁判所への「離婚申請」で注目を集めているのは、その内容。

  • 6人の子供の単独養育権
  • ブラッド・ピットには面会権
  • アンジーから慰謝料は請求しない

「慰謝料請求なし」に関しては、女優業だけでなく映画監督業や国連大使も務めており経済的にはむしろ余裕さえ感じるアンジー。
よほどブラピ側に「浮気」や「薬物」などの落ち度さえなければ、慰謝料請求はされることはないかもしれません。


アンジーがこだわるのは「6人の子供の単独養育権」

日本で離婚する場合、「養育権」については「夫か妻のどちらかに与える」と考えます。
つまり単独養育権が基本的な考え方であり、離婚の時には「夫か妻」のどちらが権利を持つか話し合うことがほとんど。

しかしアメリカでの場合には、養育権は「共同養育権」が基本。
これは「夫婦二人の間で生まれた子供。離婚したとしても、子供を育てる責任は二人にある」という理念がベースにあります。
もちろん離婚後、父親が再婚を理由に「養育権を放棄したい」と主張しても、一般的には認められません。
「二人の間の子供は、二人に責任がある」
この考え方が「共同養育権」となります。
日本のように母子家庭になった場合に支給される「手当や補助」などは、アメリカには存在しません。
もし妻が子供を育てる場合には、夫には養育費を支払う義務があると考えるからです。

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今回のアンジーの離婚申請は「6人の子供の単独養育権」です。
共同親権との違い「片親に養育権を与える」ことですがメリットはどこでしょうか?
共同親権の場合、子供と国外に移動する場合に片親に必ず了解を得なければいけません。
特に国際結婚後の離婚で問題になりますが、「国外への連れ去り」「誘拐」と問題になります。
世界中を飛び回るアンジーにとっては、ブラピにたびたび了解取るのは煩わしいかもしれません。
また共同親権の場合には「妻が1か月養育したら、同じ期間夫も養育する」ように夫婦平等に養育しなければいけません。子供たちにとっても、ブラピとアンジーのそれぞれの家を移動する身体的・精神的な負担がかかります。


ブラピとアンジーの離婚問題はその原因ばかりが報道されていますが、本当に大事なのは6人の子供たちのこと。
一番大切にするべきなのは、「離婚後も子供たちがいかに幸せになれるか」なのかもしれません。

 

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