他人事ではない! つい応援したくなる、病気と闘う女性芸能人たち

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「乳がん」「卵巣嚢腫」など女性特有の命を脅かす病気と闘う芸能人のニュースは、驚きとともに「人ごとではない」と感じる方も多いのでは。
華やかで幸せいっぱいに見える芸能界ですが、明るいイメージを一変させてしまう深刻な病気。もしかしていつか自分の身にも降りかかるかも知れない不安は、女性としては明日は我が身と感じます。
突然の病気に見舞われても、前向きに闘病する姿で女性にパワーを与えてくれる芸能人をピックアップしてみました。

■闘病生活をブログで発信、「生きる」勇気をくれる芸能人

小林 麻央

おっとりキャラで人気だった小林麻央さんが市川海老蔵さんと結婚し5年、二人の子供に恵まれ幸せな生活と誰もが羨ましいという印象でした。
2016年6月小林麻央さんが乳がんを患っていることを、「深刻だ」という言葉で夫である海老蔵さんが公表しました。
ファンの心配が募る中、9月に本人のブログ『KOKORO.』が開設され、注目を集めています。

主治医の「癌の陰に隠れないで」という言葉に後押しされたというこのブログ。
麻央さんの闘病生活や日々の暮らしの様子などが素直につづられ、彼女の純粋さが世の既婚女子にも勇気を与えてくれるということで反響を呼んでいます。
あまり知られていない、乳がん検診や治療に対する意識も高まっています。
麻央さんは33歳という年齢での発症ですが、14人に1人の発症率で年間6万人が乳がんと診断されているこの病。女性としては他人事ではありません。

■カリスマ鬼嫁、リングを降りて「ガン」と闘う

北斗晶

2015年9月に乳がん発見をマスコミ上で公表した北斗晶さん。
その直後全国の乳がん検診率が一気にアップしたほど、既婚女子に与えた衝撃は大きいものでした。
現在ではブログからしか様子をうかがい知ることはできませんが、大きな家族愛に包み包まれている様子から、
「病に負けないで家族を大切にしたい」
という思いがひしひしと伝わってきます。
相変わらずの豪快さと太っ腹ぶりにネット上では賛否両論ありますが、前向きで頑張り屋の彼女のメッセージからは、主婦としてのモチベーションを学ぶ部分がたくさんあります。
歯に衣着せぬ物言いと愛情あふれる発言で、常に『好きなママタレ』の上位にランクインしています。
もう一度ブラウン管に戻ってきて北斗節を炸裂させることを願います。

■「私、妊娠できますか?」 若くして不妊への不安と向き合った芸能人

宇多田ヒカル

33歳になる宇多田ヒカルさんですが、2002年4月、当時19歳だった時卵巣嚢腫が見つかり、左卵巣を全部摘出する手術を受けました。
術後の治療中に前夫の紀里氏と結婚。投薬中にもかかわらず、周囲からの「赤ちゃんはまだ?」という発言は辛かったろうと想像できます。
国会議員の「子どもを産まないとだめだ」というセクハラ発言が問題となりましたが、無神経な発言をする人もまだいる現状。
宇多田さんの心境に共感する既婚女子は少なくありません。
日本を代表とするカリスマ歌姫の宇多田さんですが、最愛のお母さんの急死という突然の別れにも見舞われます。
しばらく芸能活動を休まれていたなか、2015年7月にイタリア男性との間に男の子を出産という朗報が。
孤独と戦いながら、数奇な運命を経てきた彼女がやっとつかんだ家族愛。ファンとしても暖かく見守りたいですね。

いつかはなくなってしまうこの命。命の前ではすべての人が平等です。与えられた命を粗末にするのも大切にするのも自分自身。
この命が尽きるとき「いい人生だった」と思えるように生きていきたいものです。

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