不倫は将来の約束のない恋愛。だからこそ、相手の本当の愛情を感じる瞬間があるのも不倫。
バレたら不倫関係を止めなければいけない、誰にも言えない秘密の関係だから、他人や配偶者に対する以上の信頼感を抱いてしまいます。
しかし、そもそも不倫は秘めた恋愛はどこが始まりで終わりなのか、わかりにくいもの。
今回は、そんな不倫が「自然消滅」してしまうパターンを検証してみました。
◆イケナイ不倫、優柔不断な彼に合わせ上手な既婚女子の宿命
会うこともままならない不倫だからこそ、誘われるととても嬉しいもの。
彼には言えないけれど、実は自分の仕事のスケジュールを変更してまでも合わせていた…。
でも最近、約束してもキャンセルが重なる。
せっかく会えたデート中に、「何食べよっか?」と聞かれて答えても、結局彼の好きな店に行くことになる。
大好きだからそれでいい…、合わせ上手な主婦だからこその優しさですが、いつか「都合のいい女だと思われている?」そんな風に考えるようになります。
どんなに彼を愛していても、自分にも仕事も家族もあります。
既婚女性は意外と現実主義。女性が不倫に対し無意味さを感じた瞬間から、連絡を取るのも億劫になります。
男性は頻繁にメールなどを送ってきませんから、連絡を取り合わなくなれば「自然消滅」も目前です。
◆環境が変化して、不倫が自然消滅
ヒトは生きている中で、環境が変化するタイミングがいくつかあります。
例えば、既婚女子であれば、「妊娠した」「子どもがスポ少を始めた」「引っ越し」「親の介護が必要になった」など、家族に関わる環境の変化。
また、「習い事を始めた」「仕事で新しいプロジェクトに回った」「転職した」など、自分の環境の変化。
不倫中の環境の変化も、「自然消滅」のキッカケになるといえます。
どんなに愛していても、不倫をお互いの生活の優先順位の上位にすることは出来ません。
もし上位にしてしまったら、周りにバレることになってしまいます。
お互いにオトナの恋愛だとわきまえているからこそ続くのが不倫なのです。
なので、環境の変化に伴い、不倫が「自然消滅」してしまう可能性も高いのです。
◆不倫で幸せは掴めるのか?
お互いの関係や環境などの変化があっても、無理してこれまで通りのお付き合いを続ければ、秘密の関係にもほころびが生じ、家族にバレてしまう危険性も高まります。
家族や周りにバレる前に、「自然消滅」をきっかけに別れることが幸せなのか? それとも連絡をもう一度取り、追いかけた方が自分の人生にとって幸せなのか?
不倫の行く末や、自分の生き方は、本人同士にしかわかりません。
既婚女子でも恋をすれば、生活に張り合いが出るというもの。
ましてや、自分を愛してくれる男性に出会えたなら嬉しくてしかたがないでしょう。
しかし、自分を冷静に見つめなければいけない時が来るのも現実です。
そんな時、自分にとっての本当の幸せを見極められるようになっていたいものです。