恋の始まりはドキドキ。緊張のあまり言いたいことも言えない。言いたいことが言えないという男女関係は、心がモヤモヤ。別れの危険性があり!?確かに、言いたいことが言えないのはかなりのストレス。別れたくないのなら、やっぱり言いたいことは言うべきなのか!?男女関係でどこまで言いたいことを言ってOKなのか徹底解析してみましょう。
■言いたいことがある?と聞かれたら
「何か言いたいことがある?」という男性。隣のカップルから聞こえる会話に耳をすます。
「なんで?何か言いたいことがあるの?」という女性。
どうやら、お互いに“言いたいこと”があるらしい。
カフェでのひとこま。
結局、そのカップルはお互いに“言いたいこと”を言わずに席を立ったのですが、モヤモヤが拭いきれないのでは?。
のちに、モヤモヤを解消したかは、わかりませんが。
聞いているこっちがモヤモヤ。
“言いたいことがあるなら言えばいいのに”となんて人事だから簡単に思うけれど……。
当の本人はそう簡単にはいかないのでしょう。その気持ちもわかります。
でも、モヤモヤしているばかりじゃ、体当たりで「好き」にはなれないと思うのです。
相手を好きなら、体当たりも時には必要ではないでしょうか。
そこで、密かに分析してみましょう。
「何か言いたいことがある?」という問いかけをした時点で、男性は“何か”を察知していたのではないかとも思えるのです。
付き合い始めは、お互いに暗中模索のような時期。言いたい事の半分も言えないかもしれません。
徐々に言葉にすることで、お互いを理解するようになります。
“こんなことを言ったら怒るかな?”
“こんなことを言ったら嫌われるかな?”
という不安から、言いたいことをのみ込むことってあると思います。
でも、言わないと伝わらないことは山ほどあります。
だからこそ、言葉にしてみる“勇気”は必要でしょう。
■言いたいことを整理する
男性というものは、“言われないとわからない”思考を持っているらしい。
こちらが迷いに迷って、やっとの思いでモヤモヤしている“言いたいこと”を言うと
「そんなこと気にしてたの?」
「全然気付かなかった」
なんて答えが返ってくることが多い。
男性からすると
「言ってくれなきゃわかんないよ」
ということらしい。
だから、思い切って“言いたいこと”は言ってしまうほうがいい。
心に“言いたいことを言わないモヤモヤ”を抱えているより、数十倍もスッキリするはずです。
あなたの言いたいことは、何でしょう?
とりあえず、整理してみましょう。
・もっと会いたい
・本当に好き?
・あの日どこに行ってたの?
・隠し事ある?
・もう少し優しくしてよ!
etc。
と、とにかく考えたら“言いたいこと”はたくさんあるかも!?
“言いたいこと”を整理していくと、言わなくてもいいこともあるもの。
それを省く作業で、より“言いたいこと”が明確に。
“言いたいこと”がちゃんとわかったら、次は彼・夫に伝える術を身に着けましょう。
■言いたいことを伝えるにはタイミングと言い方が大事
言いたいことが山盛りのあなたは、一度に伝えようと焦らないこと。
言いたいことは、小出しにしていくと伝わりやすい。
一度にたくさんを言われると忘れてしまうもの。なので、言いたいことは、多くて3つまでがベスト。
一番大事なのは言いたいことを言うタイミングと言い方。
言いたいことを言うのにも、言い方があります。うっかり感情にまかせて発言すると、喧嘩の原因に。
「そこまで言うならこっちだって言いたいことがある」
なんて逆ギレする男性もいるからです。
例えば、頼みごとをするのなら
「○○して」と言うのではなく「○○してもらえると嬉しい」と言ってみる。
男性というのは、おだてに弱いからちょっと持ち上げてから、言いたいことを言うのです。
もちろん、言うことをきいたら「ありがとう、助かった」とお礼も言いましょう。
言いたいことを言うのは、タイミングも大事。
彼・夫が忙しそうにしているときは、避けましょう。
それから、何かに夢中になっているときもタブー。サッカー観戦で夢中のときや、ゲームに夢中のときは避けたほうがいいです。話半分で、ほぼ聞いてませんから。
彼・夫がリラックスしているときが狙い目。
言いたいことを言うときは、「ねぇ」と言うのがポイント。「あのさ」じゃなく「ねぇ」というほうがいいです。
名前を呼ぶのもいいかも。名前を呼ばれれば、一瞬でも耳も目もあなたに向けられることが多いですから。
浮気しているみたい……。
なんてモヤモヤしているときは、静かな時間に静かな口調で訊ねると聞きだせるかも。
頭ごなしに「浮気してるでしょ!」と怒鳴らず、怒りを胸のおさめてさりげなく、聞いてみましょう。
冒頭に出てきたように、彼・夫から「言いたいことがある?」と聞かれたら、言ってみる価値はあります。チャンスを相手からくれたのですから、思い切って言ってみましょう。
■彼・夫の言いたいことにも耳を傾ける
言いたいことは、あなたばかりがあるわけではありません。
逆に彼・夫からも「言いたいこと」があるでしょう。もし、彼・夫が「言いたいこと」を言ってきたら、とりあえず、聞いてあげましょう。反論するのは、よく聞いてから。
言いたいことを言い合って、喧嘩することもあるでしょう。
でも、歩み寄る気持ちあれば、喧嘩してでも言わなきゃいけないことは言うべきです。
言いたいことを言わないで、モヤモヤがいっぱいになると、一緒にいることが苦痛になってきます。
別れの危険性が高まるので気をつけて。
お互いを知る意味でも、より仲を深めるためにも、言いたいことはできるだけ、上手に伝えていきましょう。
一未